株式会社夢テクノロジーは、次代を担う「エンジニア」と「就業機会」を創出する日本No.1企業を企業理念とし、ITエンジニア派遣を中心に業務を展開しています。
そんな夢テクノロジーで働くITエンジニアにインタビュー。今回は、飲食業界からエンジニアにキャリアチェンジした西平さんに、入社のきっかけや夢テクノロジーの魅力、研修制度や業務について話してもらいました。
夢テクの魅力は研修制度が整っていること
──エンジニアになる前はどのような仕事をしていたのでしょうか?
実は高校を中退していまして。アニメが好きで声優を目指して、3年ほど養成所に通いながらアルバイトをしていました。その後アルバイト先に就職をし、ホテルのレストランで社員として店内のホール業務全般、報告書の作成、在庫・発注管理などを担当していました。
──ITエンジニアに転向したきっかけは何でしょう?
IT業界を目指した理由は、単純に「かっこいいから」。
ですが、金銭面でも人間関係においても飲食店で働き続けることに対する不安を抱いており、半ば逃げるような形で飛び込みました。
──夢テクノロジーを選んだ理由はどこにあったのでしょうか?
やはり、研修の制度が充実していることがすごく印象的でしたね。夢テクノロジーは充実度合いが頭一つ抜けているというか。
数多くの種類から選ぶことができることはもちろん、上位研修としてAWS研修やITスペシャリスト研修があるなど、キャリアアップが図れるような研修制度が整っていることがとても魅力に感じました。
「知らない単語」のループで苦労
──夢テクノロジーでの研修での思い出を教えてください。
研修中に大変だったのは、知らない単語ばかりだったことですね。何を学ぶにしても知らないことばかりで、調べてもイメージが湧かず分からない。調べるとさらにまた分からないことが出てきて調べる……のループだったので苦労しました。
楽しかったのは、出された課題の中で設定や構成が正しく行えて、期待通りの動作をした時。やはりうれしかったです。
──勉強においてどのような工夫をしていましたか?
特に工夫というわけではありませんが、時間を決めてやるというより、単元ごとに勉強することを意識していました。問題集であれば、何章とか何問ずつなど、そういった風に区切って取り組んでいました。
ノルマを決めておけば、早く終えられる日もあれば気分が乗ってどんどん進められる日もあるので、柔軟にゆるくやっています。
自分の好きなタイミングで見られることがe-ラーニングの良さ
──AWS研修のe-ラーニングについてはどのように感じましたか?
何回も巻き戻して見られたり、「この説明よく分からないな」という部分を何度も自分の好きなタイミングで見られたりするので、e-ラーニングという形式はとても良いんじゃないかと思いました。
──AWSでの好きなサービスはありますか?
インフラ構成をコード化して、環境をサッと作れる「クラウドフォーメーション」というサービスがとても便利です。オンプレのパッカーもありますが、柔軟性などを考えるとクラウドの方が良いのではないかと感じています。
出来なかったことがどんどん出来ていく楽しさを実感
──高度研修終了後の最初の案件について教えてください。
最初の案件は、主にAmazonコネクトというサービスを使い、クラウド上のコールセンターの構築を行っていました。社内請負を受けさせていただいたのですが、待機期間とも取れるので、せっかくなのでLinux(リナックス)の知識を深めようと思い、その勉強を続けていました。
──2つ目の案件はどのようなものでしたか?
2つ目はAzure案件でした。名前は違いますがAWSと同じクラウドサービスなので、勉強したことが活かせると感じました。幅が広がる良いチャンスだと喜ばしかったですね。
AzureにもAWSと同じように、Fundamentals(ファンダメンタルズ)という基礎的な資格があり、資格を取得するところから勉強を始めました。
──仕事の楽しさはどんなところだと感じていますか?
分からないことや出来なかったことがどんどん出来ていく、分かっていくことがとても楽しいです。今の仕事は特に開発寄りなのですが、元々とても苦手だったコードを読むことが出来るようになってきて、すごく楽しく思っています。基本的に面白いこと、楽しいことが多いので、苦じゃないですね。
──西平さんのスキルアップ方法、勉強方法を教えてください。
資格の取得は知識を体系的に学べると思います。経験が無い分、とりあえず「知識はあるぞ」ということを見せたく、それを資格取得のモチベーションにしていました。
また、在宅勤務が主なので、通勤時間が無くなり浮いた時間が圧倒的にあり、その時間を使って勉強するようにしています。勉強方法としては、読んで書くよりも「ひたすら読む」「繰り返し読む」方が頭に残るので、自分はそのスタイルでやっています。
3周は最低でも読みます。1周目で全体を把握するように流し読みをし、2周目で気になったところをピックアップして調べる。3周目でしっかり「これはこういうことね」と自分の中で落とし込んでいきます。
そして、夜は問題集に取り組み、朝読んだことをしっかりと覚えているか、理解できているかを試す時間にしています。
解いて答え合わせをして間違えたところは、該当箇所の詳細を調べ尽くします。AWSで言えば、ブラックベルトというものがあり、サービスの詳細が書かれているので、繰り返し読んでいます。
「中卒でも何とかなる」が伝わればうれしい
──現在、チャレンジしていることはありますか?
実は、2022年の春から通信制大学に通い始めたんです。情報系の学部に通っています。学ぶ中で今までやってきたことや勉強してきたことが繋がっていく感じがあり、「このことだったのか!」と、自分の中で落とし込めた印象がどんどん強くなってきていますね。
中卒で感じていた“劣等感”をバネにして、今があります。私を見て「中卒の人でも全然何とかなるよ」ということが伝わればうれしいです。
──これからエンジニアを目指す方へメッセージをお願いします。
1年目は特に勉強がすごく大変だと思いますが、本当にやればやるだけ返ってくる世界、仕事です。なので、どうか心折れずに、折れたとしても挫けずに頑張ってほしいなと思います。
──西平さんにとって「未経験からエンジニアを目指す」とは?
「理想の自分に近づくこと」だと思っています。
エンジニアになろうと思ったきっかけは「かっこいいから」と言いましたが、元々抱えていた金銭面の不安も解消できるような世界だと、実際に働いてみて感じています。
好きなことに打ち込める、いろいろなことが出来る自分になれる、という意味で、理想の自分になれることだと思います。