プログラマーはきつい・やめとけ
言われる理由&向いてる人

COLUMN
2022/12/14

「プログラマはーはきつい」

「プログラマーは大変だからやめとけ」

 

ネット上では、プログラマーからのこうした書き込みをよく目にします。

では、実際にはどうなのでしょうか?プログラマーのどんなところが「やめとけ」「きつい」と言われるのかを検証するために、現役プログラマーの方341名に対して、当社独自でアンケートを実施しました。

本記事では、その独自アンケートの結果をまとめ、下記内容について解説していきます。

  • プログラマーの仕事はきつい・やめとけと言われる理由
  • プログラマーのやりがい・魅力
  • プログラマーに向いている人・向いていない人はどんな人か
  • 未経験からプログラマーになりたい人へのアドバイス

最後までお読みいただければ、あなたにとってプログラマーという職業はきつい・やめておいた方がいいのか、それとも挑戦するべき職業なのかが判断できるはずです。

※この記事は現役のシステムエンジニアのみを対象とした弊社独自のアンケート調査を根拠に執筆しています。調査の概要は下記のとおりです。

【現役プログラマーへの独自アンケート調査概要】

  • 調査概要:現役プログラマーへの働き方調査
  • 調査期間:2022/10/12 ~ 2022/10/25
  • 調査対象:現役プログラマー 341名

プログラマーはきつい・やめとけor楽しい?

プログラマーはきつい・やめとけor楽しい?

プログラマーはきつい・やめておいたほうがいいと後悔している人と、なって良かったと思っている人がそれぞれいます。

当社独自で実施したアンケート結果によると、回答者全体の73.6%、つまり4人に3人ほどはプログラマーになって良かったと感じているようです。

プログラマーはきついからやめとけとよく言われていますが、実際のところはプログラマーになって良かったと思っている人のほうが多いようです。

プログラマーの仕事はきつい・やめとけと言われる理由ランキング

プログラマーの仕事がきついと言われる理由は、なんでしょうか。

今回、現役プログラマーにアンケートを取ったところ、下記のような理由が挙げられました。

  • 納期に追われる
  • 給料が安い・上がらない
  • 仕様変更による修正ややり直しが多い
  • プログラミング言語などの技術の習得が大変
  • テストが大変
  • 開発に非常に神経を使うので疲れる
  • プロジェクトごとにメンバーや開発環境が変わるのが大変
  • 有給やまとまった休みが取りづらい
  • 上司・同僚・常駐先との相性が悪い
  • 仕事中に会話や雑談がなく息が詰まる

アンケートで回答数が多かった順に、1つずつ紹介していきます。

1位:納期に追われる(164票)

1位は「納期に追われる」です

どんな開発プロジェクトでも、本番リリース日と開発を進めるために準備したスケジュールには、それぞれ納期が設定されています。

日々それぞれのタスクに取り組む際に、納期を必ず意識することになります。

また、スケジュール通り進んでいたとしても、プロジェクトが進むにつれ、それぞれの開発内容に仕様/要望が追加されるケースもよくある話です。

仕様や要望が追加されたとしても、全体の納期が変わらないため、開発スケジュールがタイトになり、納期に追われることになります。

2位:給料が安い・上がらない(156票)

2位は「給料が安い・上がらない」です

求人ボックス 給料ナビ」の求人統計データによると、正社員のプログラマーの平均年収は428万円。国税庁の「令和3年分 民間給与実態統計調査」における日本の給与所得者の平均給与443万円に比べて、やや低い傾向にあります。

引用元:求人ボックス 給料ナビ プログラマーの年収・時給

プログラマーはプログラムを作るのが仕事であり、日本に限らず、海外でも仕事ができます。そのため、たくさんの人たちとの仕事の取り合いになるので、給与が低くなりがちです。

ただ、一方で上記サイトの給与分布を見ると、上限が845万円であり、スキルを持ってさえいれば高収入が目指せる職業です。(2022年12月13日時点)

3位:仕様変更による修正ややり直しが多い(154票)

3位は「仕様変更による修正ややり直しが多い」です。

プログラムを作っていく上で、最初に決めた仕様で進み続けることは少なく、途中で仕様が変わることが多々あります。

仕様が1回変わると、今まで作ったものを修正したり、テストし直したりする必要があります。

例えば、「画面上に表示させる言葉を変えるだけ」という簡単そうな変更でも、設計書、プログラム、テスト仕様書を変更した上で再テストが必要なため、意外と作業が多いのです。

こういった変更が数多くあると、大きな時間となり、ストレスがかかります。

4位:プログラミング言語などの技術の習得が大変(145票)

4位は「プログラミング言語などの技術の習得が大変」です。

IT領域の技術は日進月歩で進んでおり、1~2年前は最新だった知識やスキルも、すぐに陳腐化してしまいます。

そのため、プログラマーを含むITエンジニアは、開発スキルなどの技術を継続的に勉強することが不可欠です。

そういった勉強やスキルアップに取り組んでいかない場合、スキル不足とみなされて、仕事がもらえなくなる可能性があります。

5位:テストが大変(136票)

5位は「テストが大変」です。

日本人の考え方として、使っているシステムは正しく動いて当然/当たり前という認識の人が多いため、システムには高い品質が求められます。

その高い品質を維持するためには、質の高いテストが必要であり、細かな部分までテストして確認していくことが必要です。

そういったテストを計画し、実施していくのは思いのほか大変なため、テストが大変という意見が多くなっています。

6位:開発に非常に神経を使うので疲れる(97票)

6位は「開発に非常に神経を使うので疲れる」です。

テストが大変という理由と似ていますが、お金や命が関わるシステム開発には非常に神経を使います。

例えば、レジアプリなどのシステムを利用した際に、お金の計算結果が1円でも違った場合、そのアプリを使う人は不信に思うことでしょう。

また、人の命が関わるものについては、万が一があってはいけないので、間違いが起きないような開発をする必要があります。

そういったシステムを開発/テストするのは非常に神経を使うため、精神的に疲れることが多くなると言えるでしょう。

7位:プロジェクトごとにメンバーや開発環境が変わるのが大変(87票)

7位は「プロジェクトごとにメンバーや開発環境が変わるのが大変」です。

開発するシステムによって、使用するプログラミング言語やサーバー、利用する端末が違います。

このように、各プロジェクトで開発する環境が違うため、準備や環境の理解をするのが大変です。

また、開発メンバーもプロジェクトごとに違っており、毎回新しい人間関係を構築する必要があります。

こういった環境の変化が定期的に発生するため、大変になるようです。

8位:有給やまとまった休みが取りづらい(76票)

8位は「有給やまとまった休みが取りづらい」です。

2019年より有給の取得義務化が始まり、全体的に取得しやすい雰囲気にはなってきているものの、まだまだ取得しにくいプロジェクトも多くあります。

開発プロジェクトに入ってしまうと、納期が決まっているため、有給やまとまった休みが取りにくいのは事実です。

特に、稼働直前は休日出勤なども多くなり、より休みを取りづらい状況となります。

一方で、プロジェクトとプロジェクトの間は、まとまった休みが取りやすいので、そこで取得する人も多くなっています。

9位:上司・同僚・常駐先との相性が悪い(71票)

9位は「上司・同僚・常駐先との相性が悪い」です。

働く上でどこでも発生する人間関係の問題は、プログラマーにも発生します。

馬が合わない人と働くのは、どの仕事でも大変であり、プログラマーも例外ではありません。

また、プログラマーはクライアント先に常駐して働くケースも多くあり、そこで相性が悪い場合は一番大変です。

そういったときは、相手と人間関係を構築することを念頭に置いて動くことで働きやすくなります。

10位:仕事中に会話や雑談がなく息が詰まる(66票)

10位は「仕事中に会話や雑談がなく息が詰まる」です。

プログラマーは集中してパソコンに向かい、プログラムを作ります。

そのため、会話をすることなく、黙々と作業をこなすことがほとんどです。

プログラマーが集まる職場やフロアは静かなことが多く、少し話をしているだけでも周りに声が響いてしまうため、話しにくいという状況が生まれます。

プログラマーのやりがい・魅力ランキング

プログラマーのきつい面を紹介してきましたが、一方でプログラマーにもやりがいや、働く上での魅力があります。

具体的には、下記6点のやりがいがあるというアンケート結果となりました。

  • 制作物ができあがったときの達成感
  • 仕事に困らない(需要が高く将来性がある)
  • 好きな時間・好きな場所で働ける
  • 年収(給料)・単価が高い
  • クライアントにお礼を言われる
  • 待遇・福利厚生が良い

回答数が多かった順に、1つずつ解説していきます。

1位:制作物ができあがったときの達成感(193票)

自分が作ったプログラムを動かしてみることはとても嬉しく、達成感があります。

作っているプログラムのレベルが高ければ高いほど、できあがったときの喜びや達成感も大きくなるものです。

プログラマーとして経験を積み、数多くのプログラムを開発してきたとしても、新しくプログラミングを作り終えたときの達成感は毎回味わえます。

2位:仕事に困らない(需要が高く将来性がある)(167票)

ITエンジニアの需要は、今後も増え続けると見込まれています。

プログラマーのやりがい・魅力ランキング

画像引用:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果

プログラマーもITエンジニアの一部であり、今後も需要は増え続けると言われています。

そのため、一定のスキルを持つプログラマーであれば、仕事がなくなることはないと予想されるため、そういった面でも魅力的な仕事と言えるでしょう。

3位:好きな時間・好きな場所で働ける(97票)

プログラマーは基本的に、パソコンがあれば、どこでも仕事ができる職業です。

近年はリモートワークの広がりにともない、フルリモートでの働き方が増えてきています。

仕事の成果物として、プログラムを提出すれば良いので、自由な働き方が実現できる職種と言えるでしょう。

4位:年収(給料)・単価が高い(76票)

プログラマーは能力主義であることが多くなっています。

身につけているスキルにもよりますが、スキルが高いプログラマーは高い給料をもらえます。

下記のページで紹介されている、プログラマーの最高年収は845万円です。(2022年12月13日時点)

求人ボックス 給料ナビ プログラマーの年収・時給

スキルや経験、勤務先の企業規模次第では、最高でプログラマーの平均年収の約2倍もの年収をもらえることがうかがえます。

5位:クライアントにお礼を言われる(58票)

プログラマーが作ったプログラムは、クライアントが利用することを前提に作られています。

実際にプログラムを使って仕事が効率化したことで、クライアントから直接お礼を言われることがあります。

自分が作ったプログラムを利用したクライアントから感謝され、お礼を言われるのは達成感だけでなく、とても嬉しく感じて、やりがいの1つとなります。

6位:待遇・福利厚生が良い(57票)

会社によっては、仕事で使う道具を支給してくれるところもあります。

具体的には、プログラマー業務にて利用する下記の道具となります。

  • キーボード
  • マウス
  • モニタ
  • イス

プログラマーはほとんどの時間、パソコンを触っているため、使っていて疲れない環境を整えておくことで効率よく仕事ができます。

プログラマーに向いている人・向いていない人はどんな人?

どんな職業にも向いている人と、向いていない人がいます。

プログラマーになった後、自分は向いていなかったと後悔したくないですよね。

ここでは、現役のプログラマーに聞いた「プログラマーに向いていない人の特徴」を下記にまとめました。

  • 調べることが苦手な人
  • 自己学習ができない人
  • コミュニケーションを取るのが苦手な人
  • 完璧主義の人
  • 柔軟に物事を考えられない人
  • ルールを守れない人

プログラマーに向いている人は、この特徴に当てはまらない人と言えますので、参考にしてみてください。

1位:調べることが苦手な人(211票)

1位は「調べることが苦手な人」です。

プログラミングをする過程でわからないことを解決するためには、自分で調べていくことがほとんどです。

新人や未経験から転職したばかりの人に対して教えてくれる環境はあっても、経験者に教えてくれる環境はありません。

そのため、わからないことは自分で調べて、解決していく必要があります。

自分から進んで解決できない人は、残念ながら、プログラマーには向いていないと言えるでしょう。

2位:自己学習ができない人(180票)

2位は「自己学習ができない人」です。

IT技術は、日進月歩で進化しています。

会社の中で扱う技術やスキルセットはある程度決まっているため、最先端の技術を取り扱う機会は、業務としてはなかなかありません。

新しい技術に触れるためには、自己学習が必要です。

逆に言えば、自己学習していない場合は新しい技術を知る機会がないため、置いていかれてしまうということになります。

3位:コミュニケーションを取るのが苦手な人(143票)

3位は「コミュニケーションを取るのが苦手な人」です。

システム開発は、基本的にチームで行うことが多くなっています。

プログラマーの場合は、同僚のプログラマーやシステムエンジニア、プロジェクトマネージャーとコミュニケーションを取る機会がよくあります。

その際に、他のチームメンバーとコミュニケーションが取れないと、スムーズなプロジェクト運営ができなくなってしまうのです。

そのため、コミュニケーションが取れない人は敬遠されがちとなり、仕事がなくなることにつながるでしょう。

4位:完璧主義の人(140票)

4位は「完璧主義の人」です。

プログラマーの中にも、完璧主義の人がいます。

その人の傾向として、いつでもプログラムの中身として最適な作りを求める傾向があります。

最適なプログラムを求めることが悪いというわけではありませんが、こだわりすぎると下記のようなことが起きてしまいます。

  • 動作チェック済みである他人のプログラムまで修正する
  • 完璧を求めるあまり、開発に時間がかかりすぎる

この場合は、プロジェクト運営に大きな問題が起きることが多くなるでしょう。

プログラマーには、仕様を満たした上で、効率よくプログラミングすることが求められることは覚えておきましょう。

5位:柔軟に物事を考えられない人(123票)

5位は「柔軟に物事を考えられない人」です。

各プロジェクトにおいて、プログラムを開発する上で最低限のルールはあるものの、作り方にはある一定の自由度があります。

プログラマーはその中で、仕様を満たしたプログラムを自由に開発します。

ただ、その自由な部分において、自分のやり方に固執しすぎて、他の人のやり方を受け入れられない人がいます。

プログラム開発に求められるのは、仕様を満たすことです。

その仕様を満たすための道筋が1つではないことを理解して、他の人のプログラムを認められる考え方が求められます。

6位:ルールを守れない人(106票)

6位は「ルールを守れない人」です。

5位で説明した自由な部分はプログラマーにおまかせになりますが、逆にルールを守る部分はプログラマーにおまかせではなく、同じ書き方をする必要があります。

プロジェクトにおいて記載するルールや作り方を統一しているのは、下記の理由があるためです。

  • プログラムを理解しやすくする
  • プログラムの品質を保つ

そのプログラミングのルールを守っていない箇所が数多くあると、システムを理解したり、品質を保ったりするのが大変になってしまいます。

そのため、プロジェクトで決まったルールを守ることは重要です。

プログラマーがきつい・やめといた方がいいと感じる人におすすめのエンジニア職

人には向き/不向きがあるため、プログラマーになっても、きついと思って転職する人は一定数います。

プログラマーが転職するとき、候補に挙がるのがITエンジニアです。

プログラマーから転職する場合、どのITエンジニアが良いかを現役プログラマーにヒアリングしたところ、下記エンジニア職が推されました。

  • アプリケーションエンジニア
  • インフラエンジニア
  • クラウドエンジニア
  • ネットワークエンジニア
  • サーバーエンジニア

人気が高かった順に、それぞれのエンジニア職について、口コミを含めて紹介していきます。

1位:アプリケーションエンジニア(97票)

1位は「アプリケーションエンジニア」です。

プログラマーから発展する形のエンジニアであり、プログラマーとの関連性が高いエンジニア職だと言えます。

プログラマーはプログラムを作りますが、アプリケーションエンジニアはプログラムだけでなく、システム全体のことを考えるエンジニアです。

システム開発をする上で、プログラム以外のことも含めてやりたいという人には おすすめのエンジニアとなります。

口コミ

  • 副業として、作って売ってみたい
  • 一番ユーザに触っていただけるところだから
  • 自分でも扱いたいアプリを開発できると思うから

2位:インフラエンジニア(33票)

2位は「インフラエンジニア」です。

システムを動かしたり、利用したりするためには、インフラは必要不可欠です。

また、エンジニアとしてアプリケーションだけでなく、インフラ部分を知っていることは強みとして生かせます。

そういった観点からも、目指す人は多くなっています。

口コミ

  • インフラエンジニアは給料が高いから
  • 常に需要があり、なくならないため

3位:クラウドエンジニア(30票)

3位は「クラウドエンジニア」です。

近年はプログラムを開発することなく、「AWS」や「Azure」など各社が用意したサービスを組み合わせることで、システムを構築できるようになりました。

そのほうが開発コストも低く、品質の高いものを作成できるため、広がりを見せています。

プログラムがある程度できるようになってきた、プログラムを今後作るのではなくサービスを使って開発していきたいという人にはおすすめのエンジニアです。

口コミ

  • SaaS・PaaS技術のビジネス成長性があり、今後ますます伸びることが想定できるため
  • 今流行りの技術であり、需要があるため

4位:ネットワークエンジニア(29票)

4位は「ネットワークエンジニア」です。

インフラエンジニアに近いエンジニアになりますが、ネットワーク周辺に特化しているのが特徴です。

近年はウイルスやマルウェアの感染が広がっており、情報流出やセキュリティに対する意識が高い企業も多くなっています。

そういった企業において、セキュリティ対策ができるネットワークエンジニアの需要が増えています。

口コミ

  • ネットワークに興味を持っているため
  • 趣味で型落ちの機材を集めているため

5位:サーバーエンジニア(26票)

5位は「サーバーエンジニア」です。

サーバーの構築および、システムを安定稼働させるために確認・対応をするエンジニアです。

システムは導入したら終わりではなく、安定して正常に動き続ける必要があります。

そういった、当たり前だと思われている安定稼働を助けるためのサーバーエンジニアは、日本だと特に重宝されています。

口コミ

  • 日本で人口が少ないため、しばらくは食いっぱぐれがなさそうだから
  • 人口が少ないため単価が高い

未経験からプログラマーになりたい人へのアドバイス

現役プログラマーからアンケートを取得した際に、プログラマーを目指している人たちに向けて、やっておいたほうが良いことなどのアドバイスをもらいました。

アドバイスは多岐にわたりましたが、下記5点がアドバイスの中心となります。

  • 失敗を恐れずにトライ・アンド・エラーで頑張る
  • 毎日少しずつでも勉強をし続ける
  • 自分に合う企業を探す
  • 気分転換できる趣味を見つける
  • 技術も重要だけど、コミュニケーションも重要

1つずつ解説していきます。

失敗を恐れずにトライ・アンド・エラーで頑張る

未経験からプログラマーになる人は、何をするにもはじめてのことばかりだと思います。

誰でもはじめは失敗するものですし、自分から挑戦しないとスキルアップもしていかないため、失敗を恐れずにチャレンジしていってください。

アドバイス一覧

  • やる気さえあれば初心者でもなんとかなるものですので、頑張ってください。
  • 失敗を恐れるな
  • プログラムは確認しやすいですし、失敗しても修正できます。トライ&エラーで頑張ってください。
  • 習うより慣れろ
  • 手始めに具体的に手を動かした方がいいかと思います。実務でもサンプルを作って試すってのを沢山行うんです。その時に億劫がらないように、普段からドットインストールで手を動かしておくと良いかと思います。
  • とりあえずなんか作れ
  • 最初は言語はなんでも良いし、規模も小さくて良いので実際に動くもの(成果が見れる物)を一つ目のゴールとした方が良い。一つ言語が習得出来れば他言語の習得のハードルはずっと低くなります。

毎日少しずつでも勉強をしつづける

IT技術は日進月歩で進んでいるため、常に勉強が必要です。

プログラマーになって終わりではなく、なってからも、継続的に勉強していく必要があります。

少しずつで良いので、日々継続して勉強していってください。

アドバイス一覧

  • 学修習慣は付けたほうがいい
  • 日々勉強
  • プログラマーは実力社会で毎日が勉強です。そんな毎日を楽しめるかどうかが、求められるプログラマーの分かれ道です。
  • プログラミングを好きになる事
  • 常に向上心を持って下さい。
  • 学習に終わりがなく日々新しい技術を学習する必要がある。
  • 大抵の職業はそうだが、プログラマーも常に勉強が必要な職業。仕事から帰ってきてからも、PC立ち上げて新しい言語を学ぶ等の自助努力を続けるのが望ましいと思う。
  • 真面目に愚直に努力する。
  • 基礎ができていないとその先に進んでも必ず躓くため、基礎だけでも良いから学習してからの転職を勧める。求人でよく見る未経験OKは良い条件ではあるが、その会社の教育体制によっては最悪だし、向き不向きもあるため、安易には転職等はしない方が良い。
  • プライベートと仕事を完全に分けられないのであれば、100%在宅にするのは良くないと思う。
  • 少しプログラミングができるようになると鼻高々になる者がいるが、プログラマに終わりはないし、頂点はない。自分だけが正しいこともない。条件に合わせいかに良いものを提供できるかを考える必要がある。
  • コードもドキュメントも最終的には表現力だと思います。なのでどんなものでも、いっぱい読んでいっぱい書く。そして出来れば、いっぱいの人に見てもらうと良いでしょう。
  • 自己学習では身につかない事が多いから現場に出てお金もらった案件で苦労したほうがいい

自分に合う企業を探す

プログラマーとして就職できる企業は、日本国内だけでも数多くあります。

そのため、プログラマーとして働いていく上で、考え方や働き方が合わない会社にあたったときは、違う会社へ転職することも視野に入れておくと良いでしょう。

会社によって、文化や働き方は様々です。自分に合う会社を探してみてください。

アドバイス一覧

  • 向き不向きがあると思いますので、目指した後で向かないと気付いた場合はあまり深刻に考えずに転職を!
  • 優遇が高いところを目指してください
  • 離職率が低いところ
  • ワークライフバランスを重視するなら、残業が当たり前になっていない会社や残業代で稼ぎを上げるタイプの会社は避けたほうがいいです。

気分転換できる趣味を見つける

プログラマーは、パソコンに向かって作業することがほとんどです。

また、納期がタイトで、時間に追われる仕事のスタイルになりがちです。

そういった仕事で、溜まったストレスを発散するための趣味を持っておくことは重要です。

気分転換できないと、悶々としながら作業をすることとなり、心に不調をきたす可能性が高くなります。

アドバイス一覧

  • 結構体力が必要だと思っています。
  • 気分転換できる趣味を持つなどある意味「余裕」を大事にすること。

技術も重要だけど、コミュニケーションも重要

プログラマーにとって重要なのは、技術力というイメージがあるかもしれません。

間違ってはいませんが、同じくらいコミュニケーション力も重要になってきます。

システム開発の多くはチームで仕事をするため、報告したり質問したりというような、チームメンバーとのコミュニケーション力が必要です。

アドバイス一覧

  • 技術が大事ではないとは言わないが、コミュニケーションの方が大事。

その他 プログラマーはきつい・やめといた方がいいのかに関する疑問

ここまで紹介してきた以外の観点でも、プログラマーになる際に気になることがあるかと思います。

そこで、プログラマーになりたい人からよく聞かれる疑問をまとめました。

  • 文系出身でプログラマーはきついのか?
  • 在宅でプログラマーをするのはきついのか?
  • プログラマーを新卒や未経験で始めるのはきついのか?
  • プログラマーになったあと研修はあるか?
  • 女性のプログラマーは活躍できるか?
  • フリーランスのプログラマーはやめておいたほうがよいか?

それぞれ、簡単に説明していきます。

文系出身でプログラマーはきついのか?

プログラマーになるのに文系、理系は関係ありません。

また、プログラミングスキルを身につけるという観点でも、理系が有利ということはありません。

事実、文系でも活躍している先輩プログラマーは数多くいます。

在宅でプログラマーをするのはきついのか?

プログラマーは、基本的にパソコンがあればどこでも仕事ができるため、在宅勤務でも全く問題ありません。

打ち合わせや会議も、Web会議が普及しているため、家からでも参加可能です。

ただしオンラインの場合、わからないところを教えてもらうときは、対面に比べて不便になりやすいというデメリットはあります。

プログラマーを新卒や未経験で始めるのはきついのか?

プログラマーを未経験から始める人は多いので問題ありませんが、今までプログラミングに取り組んだことのない人は戸惑う可能性があります。

とはいえ、会社の研修や自主学習、インターネット上の学習資料を通じて勉強することで、プログラムは誰にでも開発できるようになります。

毎日少しずつで良いので、ステップ・バイ・ステップでコツコツやることが、できるようになるための最短ルートだと言えます。

プログラマーになったあと研修はあるか?

新卒や未経験の場合は、会社で研修があることがほとんどです。

研修では、一般的なプログラミングを一通り学習できます。

ただし研修では、すべてを扱うわけではありません。各プロジェクトでプログラムの実装方針が違ったりするので、研修で習わないことも数多くあります。

基礎は研修で学び、応用はプロジェクトに合わせて身につけていくというイメージです。

女性のプログラマーは活躍できるか?

プログラマーを雇う多くの会社は実力主義のため、男女関係なく活躍可能です。

出産や育児休暇などで長期間会社を休んでも、スキルや経験を積んでいれば、問題なく復帰できるケースがほとんどです。

また、在宅勤務も普及してきており、働きやすい環境は整いつつあります。

とはいえ、休暇制度や在宅勤務の有無は企業やプロジェクトによって違うため、自分自身で見極める必要があります。

フリーランスのプログラマーはやめておいたほうがよいか?

一定レベル以上のプログラミングスキルがあれば、フリーランスになっても問題はないと考えます。

また、プログラミングスキルだけでなく、システム開発に関連するITスキルがある人材はフリーランスのほうが単価を上げやすく、自分が望む働き方が実現できる傾向にあります。

ただし、スキルがない場合は会社員と違って仕事がもらえないため、おすすめしません。

フリーランスになるかどうかは、自分自身のスキルを見極めて、判断するといいでしょう。

まとめ

本記事では「プログラマーはきついのか?やめておいたほうが良いのか?」という質問にお答えする内容をまとめてきました。

自分に合わない働き方をしている人や、スキルが一定レベルに達していない人にとっては、プログラマーの仕事はきついようです。

ただし、当社のアンケート結果では、4人に3人ほどが「プログラマーになって良かった」と回答しています。

プログラマーとしての適正があり、学習意欲もある方であれば、プログラマーはおすすめの職業です。

あなたがプログラマーに興味があるのなら、プログラミングのスキルを磨いて、自分に合った企業を探してみてはどうでしょうか。

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この記事の監修者・著者

株式会社オープンアップITエンジニア
株式会社オープンアップITエンジニア
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・AWS Japan Certification Award 2020 ライジングスター of the Year 受賞
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